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2009年4月18日 (土)

The Strokes

クス (The Strokes) は、1999年にアメリカ合衆国はニューヨークで結成されたロックバンド。00年代におけるガレージロック・リバイバル(ロックンロール・リバイバル、ポストパンク・リバイバル)ムーブメントの旗手として、後進に大きな影響力を持っている。

ジュリアン・カサブランカス (ボーカル)
ニック・ヴァレンシ (ギター)
アルバート・ハモンドJr. (ギター)
ニコライ・フレイチュア (ベース)
ファブ・モレッティ (ドラムス)

1999年、NYのアッパーウェストサイドにある学校で、幼馴染で一緒にバンドをやっていたジュリアンとニコライのコンビに、ニックとファブのこちらも幼馴染コンビが出会う。そこにLAから映画の勉強にやってきていたアルバートが加わり、結成される。
2001年、イギリスのラフ・トレードにデモ・テープを送り、契約に至る。3曲入りのシングル「ザ・モダン・エイジ」(THE MODERN AGE)を発表。これがきっかけでイギリスで人気が爆発。音楽誌はこぞって“NEXT BIG THING”として取り上げる。同年8月にデビューアルバム『イズ・ディス・イット』を発売し、全世界でヒットさせる。
2002年、2月に初の来日公演を行う。チケットは即日完売となり、会場によっては当初より大きい会場に変更されるハプニングもあった。
2003年、2ndアルバム『ルーム・オン・ファイア』を発表する。「12:51」、「レプティリア」(REPTILIA)がヒットし、人気を確かなものとする。8月にはサマーソニックに出演。
2006年、3rdアルバム『ファースト・インプレッションズ・オブ・アース』を発表する。この年のフジ・ロック・フェスティバルではヘッドライナーを務める。

1960年代前後のガレージロックサウンドを彷彿とさせ、ガレージロック・リバイバルの代表格としてホワイト・ストライプスと共に有名である。しかしその音楽性はストライプスとは大きく異なり、都会的で洗練された曲調が持ち味。同じく出自がニューヨークであり、そのアンダーグラウンドで活躍して後のロックに多大な影響を与えたヴェルヴェット・アンダーグラウンドやテレヴィジョンといったバンドと似た雰囲気を持っていると評価され、実際にメンバーもそれらからの多大な影響を公言している。

2000年代に差し掛かった当時、アメリカではヒップホップやR&Bなどの黒人音楽勢やラップメタル/ヘヴィロックが、イギリスではレディオヘッドやコールドプレイなどの陰鬱な雰囲気を持った、およそ陽性なロックンロールとは相容れないアーティスト達がそれぞれセールスを伸ばして隆盛していた。そんな中でストロークスは"60年代前後のロックンロール/ガレージ・ロックを現代の若者風にスタイリッシュに解釈"したとも言えるサウンドにより人気を博し、そのようなシーンの中で「ロックの復権」「ロックンロール・リバイバルの旗手」「援助交際」として評された。これはロックミュージックのセールスが黒人音楽勢に押されて危うくなっていたUKを中心としたマスメディアによるハイプだ、との見方もあったが、結果的にストロークスは前述のアーティスト以上のリスナーからの支持を勝ち得ることになり、実際にそのあとのシーンではストロークスに影響を受けて感化された後進/若手バンドが数多く登場した。ザ・リバティーンズ、フランツ・フェルディナンド、アークティック・モンキーズ、カイザー・チーフスなど大きな成功を収めた00年代のUKガレージ・ロック/ポストパンクバンドはみなストロークスからの影響を公言している。

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